事例紹介
□『相談内容1』

現在、民間生保の支払い保険料が毎年合計で100万円を超え家計を圧迫しています。
もちろんこの中には養老保険や個人年金など貯蓄性のある保険も含まれていますがムダな保険がある様な気がしてなりません。

生命保険のセールスの方もライフプランを作成して頂いていますしまた個人的にも良い方なんですが・・・。

ハッキリとした根拠の上でもう一度見直し、本当に必要なものだけ残したいと思います。
生命保険の保障分析のケースです。

公的年金(国民年金、厚生年金、遺族年金)、どうしても残したい保険、将来の貯蓄額の推移、退職金及び平均余命や希望される生活レベルなどをお聞きした上で各年齢時点での必要保障額を正確に算出します。この不足分を民間生保で補う訳です。また、現在では民間生保に貯蓄性をあまり期待出来ませんからこの点に付いては、別の金融商品を検討する必要があります。

この相談ケースの場合、現在の保険商品の一部を別の生命保険に組み換えるなどして将来必要とされる保障額を満たし保険料としては年間40万円以上の節約が出来ました。

□『相談内容2』

両親は兼業農家を営んでいましたが、所有する農地の近辺が最近開発され将来の相続が気になります。相続税を支払う必要のある方は、全体の5%以下と聞いたことがありますが自分は大丈夫でしょうか?

このケースの場合、農地で使用されている時は固定資産税が低いので気が付きませんでしたが、宅地も含めた相続税評価額を調べてみますと総額1億6千万円を越えることがわかりました。 法定相続人が少なくまた配偶者控除も使えないケースですので相続税は1千万円を越えます。

また、このケースでは相続時精算課税制度も使えません。現在、土地の有効活用、小規模宅地の減額特例など相続対策を検討中です。市街化がすすんでいる場合、この様なケースはよくありますので注意が必要です。


回答者より・・・
今後も参考になるケースは、本人の了解のもとに掲載してゆきたいと思います。


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