日本一の輝きあるふるさと理想の田園都市を目指して
3つの使命

@活力と均衡 
「暮らしやすく快適な街づくりをめざして・・・」

地域の活力を維持・発展させるために産業振興とインフラ整備は不可欠です。
道・空・海のネットワークを構築しながら、地域経済の活性化を進め、
働きがいのある地域づくりをめざします。

              
A環境と農業 「地域の資源を守り、育てていくために・・・」

出雲は自然と歴史、文化の宝庫です。
山、川、海、湖、そして緑の田園や出雲らしい町並みなど、
地域の貴重な財産を継承し、
自立循環できる田園都市をめざします。

                                                    

B教育と福祉 「少子高齢化時代にしっかり対応するために・・・」

少子高齢化の「先進県」である島根にあって、
教育や医療の格差を是正し、
人と人とのふれあい、語り合いを大切にしながら、
子・青・壮・老が手を携えた地域社会をめざします。




                        〜 田園都市構想とは 〜

 もともと田園都市構想は、今から100年ほど前のイギリスで発祥しました。産業革命の進展により都市には人口が集中して諸々のヒズミが目立ち、片や農村は疲弊するといった時代背景にありました。そうした中で生まれた思想が「田園都市」の考えかたです。
 日本には、明治35年に紹介され、服部金太郎や渋沢栄一といった著名人によって田園都市株式会社なるものが結成され、例えば、東京の田園調布の開発といった形で具体化されました。その後、田園調布については、高級住宅街に変貌してしまいましたが、緑の木々が多い町並みなどに、当初の考え方の一端を垣間見ることができます。
 近年では、大平内閣での田園都市国家構想や、竹下登先生のふるさと創生論といった国づくりの哲学の中に継承されています。
 農村の自然やゆとりを大切にしながら、都市の豊かさや利便性を追求し、両者がバランスのとれた地域の創造を目指したものです。