(佐々木県議)

十間川水系の治水対策や河川環境の保全に関する今後の取り組みについて、改修計画の見直しを含め伺う。



(土木部長)

十間川水系の治水対策や河川環境の保全の今後の取り組みにつきましては、十間川上流域や神西湖周辺での浸水被害を防ぐため、引き続き、河川環境の保全に配慮しながら、治水対策の推進を図っていきます。事業を進めるにあたっては、地元の皆様方の理解を得ることが最も重要なことであります。今後、広く地域住民の方々の意見を聞くとともに、当河川が生物の多様性に富む自然豊かな汽水湖を有する特異な河川であることから環境への配慮という視点にも立ち、河川改修計画の見直しを含め、治水対策について検討してまいりたいと考えています。







(佐々木県議)

県議会として国に対して「抗がん剤治療専門医育成等に関する意見書」を提出したが、その後の県執行部の取り組み結果を伺う。



(健康福祉部長)

まず、厚生労働省の状況ですが、抗がん剤治療を専門とする医師の養成、がん治療に係わる新薬の承認及び承認薬の保険適用の拡大のついては十分理解され、現在、前向きに検討をしていただいているところであります。次に、島根大学医学部におかれては、常日頃から、地域のニ−ズや、高度先進医療を担う医育機関としての大学の役割を十分に認識されているところでありますが、幹部の方々には、今回の要望の趣旨を理解していただき、すでに、抗がん剤治療をはじめ、外科治療、放射線治療等を総合的に行う腫瘍科の設置に向けて内部検討が始められていると聞いております。県といたしましては、厚生労働省と大学医学部の動向を注視しながら、必要があればさらに働きかけをしてまいりたいと考えております。







                          







11月県議会 (1問1答)