訪朝団の構成

（平成１３年５月１日〜５月５日）

訪朝日程

訪問の目的

• ４月２３日〜２７日に予定していたチャーター機による訪朝ができなくなった状況説明
• 出雲空港発着チャーター機による訪朝団派遣を実現するための要請
• 北東アジア地域自治体連合事務局から要請のあった、同連合への共和国自治体の参加のための資料提供及び連合の意思を伝達すること

訪朝の成果

• 島根県日朝友好親善協会の結成が高く評価され、島根県からの訪朝団が受け入れられた。
• 「日本の友人は温かく迎えたいが日本側の態度にかかっている。情勢によっては不可能になるかも知れないが、実現のため積極的に努力したい。」との文・委員長代理の返答を得ることができた。
• 訪朝団の訪問の時期は９月中旬、日本側のチャーター機の使用が可能であるとの感触を得た。
• 北東アジア地域自治体連合事務局からの要請について伝達したところ、提案は悪いことではないので、情勢がどう変わるかによってどうなるか分からないが、検討して積極的に努力したい、との返答があった。事務方からより詳しい資料の送付を求められており、積極的な姿勢が感じられた。

訪朝の印象・感想

• 平壌市内はゴミがなく整然としている。人々の歩く姿勢が良く、笑顔がとても印象的であった。
• 車・通行者の数は確実に増加している。
• 高速道路沿線の山々は山頂近くまで開墾されており、多くの人々が農作業中であり、板門店までの高速道路で２回の検問を受けた。厳しい情勢が伺われた。
• 対文協の職員は誠実で、真心のこもった対応に努めている姿勢は感動的なものであった。

写真展

訪朝レポート