財団法人島根県並河萬里写真財団について

この団体は、写真家並河萬里氏から寄贈を受けた写真約23万点の整理・保存・活用を主たる事業内容としており、本年度までに基本的な写真の整理・保存事業は完了、来年度からはその活用にかかる事業を展開していくこととされております。


寄贈を受けた写真は、芸術性、文化性において貴重なものではあるものの、県民の受ける受益と負担を勘案すれば、今後、これまでと同様な形での事業運営が行われることに疑問を持たざるを得ないところであり、事業実施方法の再検討を行うとともに、他団体への統合、または財団の解散に向けた検討を求めるところであります。