miracleさん。
トムと言うのは、我が家で最初に飼ったワンコです。
シーズー犬で白と黒、茶の入ったカラーのふわふわワンコ。
知り合いの所で生まれ、事情があってもらって欲しいと言われたのがきっかけです。
まだ、はっきり返事もしていないのに、家族と相談もしていないのに、生後3ヶ月のトムを連れて帰る事になりました。
実は、我が家ではおばあちゃんが大の犬猫嫌い!!なんです。
子供達は、ぬいぐるみみたいなトムを見て、大喜び!!
初めは、猛反対していたおばあちゃんも日が経つに従い、段々慣れて行きました。
トムは、冷たい所が大好きで、いつも玄関で後ろ足を開脚した、ポーズで寝ていました。
ある日、とても暑い夜でした。
みんなで目の前の岸壁に夕涼みに行きました。
トムは、お散歩は好きなのですが、すぐにバテテしまいます。
私たちが遊んでいる間に疲れてその場で寝てしまっていたんです。
スヤスヤ寝てしまったトムを抱っこして帰ったのが、最後の思い出となってしまいました。

次の日、8月13日。
トムは、今日も玄関でいつもポーズ!!私と主人はいつもように仕事に出かけました。
夕方・・・店の電話がなりました。
「トムが死んだ。。。」
もう目の前が真っ白になり、信じられませんでした。
いつもように子供達が、トムを散歩させようと離した途端、トムは嬉しくて猛ダッシュ!!
リードを付けようと懸命にトムを追いかける子供を見て、余計に興奮したトムは、道路に出てしまったのです。
「キャ〜〜ン」
道路に飛び出したトムは車に跳ねられ、必死の思い出歩いて、駐車場に脇へ行き倒れました。
頭に少し出血があり、お腹がパンパンに腫上がっていました。
子供達も電話の向こうでわんわん泣いている声が聞こえました。

帰って、トムに会った時は、もう涙が止まりませんでした。
家族みんなで、泣きました。
そして、畑の脇に埋めてあげました。ドックフードとお花。線香たてました。そして、何度もトムに謝りました。

トムと出会い、悲しい最後でしたが、トムとの出会いが会ったから、プリンを飼おうと思ったし、ワンコに対する愛情もとても深くなりました。
また、子供達もトムの事がきっかけで凄く成長しました。今でも、8月13日は、ちゃんとお墓参りに行っています。
忘れる事出来ない、大事な我が家の思い出です。

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